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復学支援の失敗しない選び方のポイントは?料金・費用や特徴まとめ

復学支援の失敗しない選び方

子どもが不登校になった際、頼りになるのが復学支援サービス

とはいえ色々な復学支援が多いので、どこに相談すべきか混乱してしまいますよね。

今回は不登校の復学支援にはどのようなものがあるのか、それぞれの特徴・料金や利用者の声などを徹底的に調査しました!

復学支援の失敗しない選び方のポイントは?

「ゴール」に共感できるかどうか

復学支援の選び方の最大のポイントは「ゴール」の考え方です。

なぜならお子さんと親が不登校についてどのように考えているかによって、求めるものが違うからです。

不登校の捉え方の例
  1. 不登校でも良い。とにかく子供にストレスを感じてほしくない
  2. 不登校でも、学校以外の活動を充実させて個性を磨いてほしい
  3. 不登校でも、勉強が出来さえすれば問題ない
  4. 不登校は困るけど、そのうち登校するだろうから焦らず待っていたい
  5. 大人になって引きこもりは絶対にダメ。とにかく不登校を解決したい

親と子どもの考え方によって「不登校を解決すべきか」の温度感に大きな差がありますよね。

上記の①②③の考え方は、不登校について肯定的に捉えているので、そもそも不登校を解決しなくても良いのではと思います。

不登校の本人と親が「復学しなくてもいい」という考え方だと、おそらく復学支援サービスに申し込んでも「別に登校しなくていっか」という結論になる可能性が高く、費用のムダではないでしょうか。

一方で、上記⑤の考え方の場合、不登校解決によって子どもだけでなく親も幸せになる可能性が高いので、不登校解決にコミットした復学支援が向いていると言えます。

そのため、親子でそもそも「結局、復学はすべきなのか?」についてゴールの共通認識を持ったうえで、復学支援を選ぶべきです。

今までの実績

復学支援の失敗しない選び方

復学支援を頼むにあたっては、今までの実績も気になるところ。

会社が設立された年数や、過去に復学できた子どもの人数や復学率などを確認してみましょう。

特に、実績者とお子さんの学年が近い方がおすすめです。

というのも、小学生と中学生、高校生では不登校になる原因・精神状態の傾向が大きく異なり、対応方法も異なるので、それぞれで経験を多く積んでいる復学支援に頼んだ方が安心ですよね。

不登校の原因例

小学生…そもそも学校という環境になじめない、集団生活がこわい、母子依存で親と離れると不安、担任の先生と合わない

中学生…受験で精神的にいっぱいいっぱい、勉強遅れ、素行不良、いじめ、ネット・ゲーム依存、小学生から不登校になっている長期不登校

高校生…将来に悲観的、無気力、ネット・ゲーム依存、家庭内暴力、小中学生から不登校になっている長期不登校

小学生・中学生・高校生での不登校のきっかけの傾向が大きく違うため、今まで復学支援してきた経験値が高い方がより知識も豊富な可能性が高いです。

そのため、それぞれの年代に合った復学支援先がおすすめです。

カウンセラーの資格があるかどうか

民間の復学支援は、良くも悪くもいろいろあります。

そのため、カウンセラーの資格を持つ人が支援する場合と、そうでない人が担当する場合があります。

例えば、元不登校児の母親で、自身の子どもの不登校解決をきっかけに不登校の相談者となったお母さんが相談者である場合などは、「元不登校児の母親」という立場で共感して親身になってくれる一方で心理学の専門的な知識はありません

心理学の専門的な知識がある方が良いのか、なくてもいいのかは個人の好みですが、復学支援を選ぶ際には留意しておくと良いでしょう。

初回カウンセリングでのフィーリング

手帳

不登校という繊細な相談をするのですから、会社や担当者・カウンセラーとのフィーリングも大事です。

初回カウンセリング時に、以下のようなポイントを確認してみてください。

初回カウンセリングでのチェックポイント
  1. しっかり話を聞いてくれるかどうか
  2. こちらの要望を叶えてくれそうか
  3. 説明に納得感・専門性があるかどうか
  4. 子どもとの相性が良さそうか
  5. 無理やり登校させて復学実績にカウントしていなさそうか
  6. 商業主義で忙しそうにしていないか(数をこなして儲けてる感じがないか)

例えば「様子を見てみましょう」と言われて散々様子を見てきたのに、「さらに様子を見ましょう」と言われても納得できないですよね。

説明に納得感があるかどうかはかなり重要です。

また、いきなり料金システムを説明してくるような商業主義なところはおすすめしません。

民間の復学支援まとめ

不登校支援センター

不登校支援センター

不登校支援センターは民間の復学支援として、最も有名な会社の1つ。

過去に16万件のカウンセリング実績があり、全国に7支部あることからも民間の復学支援では事業規模が一番大きいのではと思います。

不登校支援センター会社情報

設立年月日:2009年にカウンセリング事業開始
会長:森山 宣雄
事業内容:学業支援、発達障害支援、不登校支援
復学支援支部:札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡
会社HP:https://www.futoukou119.or.jp/
ブログ:会社HP内にブログ記事が掲載
公式Twitter:https://twitter.com/futoukoushien_

特徴

不登校支援センターは、8万件の臨床データから不登校の原因分析などをしていきます。

心理検査を行うなど、グラフやデータを用いて不登校を科学的に解決しようとしているところが特徴です。

当センターでは、医療機関でも採用されている心理検査を行います。
「SCI・ACS・エゴグラム・FDT」などの記入形式の心理検査を使用し、どのような価値観を持っているのか、どのように物事を受け止めているのか数値化することによって、お子さんに対して最も適切なアプローチを判断していきます。

引用:不登校支援センター

会社ホームページを見ると中学生の相談ボタンが大きく表示されているあたり、顧客のボリュームゾーンは中学生なのではと推察されます。

しかし、幼稚園から高校生まで不登校に関するブログ記事が投稿されており、子どもの対応年齢も業界内でかなり広いと言えますね。

実績

不登校支援センターでは、ホームページに以下のような実績が掲載されています。

  • 臨床データ数 約8万人
  • 実績カウンセリング件数 約16万件
  • 2020年度カウンセリング件数 約1万件
  • 初回カウンセリング時の疑問解決率 87.1%

ただ、それ以外の実績を見つけることができませんでした。

つまり「相談した人のうち、何%が実際に復学できたか」という実績は公開していないということですね。

復学率を明示していないあたり、不登校支援センターは学業支援もしているので、復学にコミットせずに、「不登校でも良いから自宅学習しよう」と自宅学習コースを勧める流れになりがちなのでは?と疑問に感じてしまいます。

料金・費用

不登校支援センターでは、無料のオンラインセミナーを実施していたり、初回の無料カウンセリングはオンラインの全国対応で100分までとかなり良心的です。

料金・費用に関して公式ホームページでは公開していませんが、ネット上に過去に不登校支援センターで支援を受けたという方がカウンセリング・コーチング1回につき15000円と記載していました。

1か月にわたりカウンセリング5回で復学できた場合は、合計料金は75000円ということになりますね。

引用:Yahoo!知恵袋

評判

ネットやSNSで投稿されていた不登校支援センターの評判をまとめました。

キズキ家学

キズキ家学

キズキ家学は、以前「東京家学」という名前で活動していた復学支援。

復学支援と言っても、不登校を解決するというより、勉強起因の不登校を学習塾や家庭教師による学習を通じて解決しようという感じですね。

キズキ家学

設立年月日:2010年に不登校の若者支援事業をスタート
代表:安田祐輔
事業内容:不登校の子どもの学習支援、家庭教師事業
会社HP:https://tokyo-yagaku.jp/
公式ブログ:会社HP内にブログ記事・コラムあり

特徴

安田祐輔社長が2010年に「不登校の若者を支援しよう」と始めたのがキズキ家学。

巣鴨のマンションの一室ではじまった不登校の子ども向けのキズキ教育塾は、その後順調に生徒数を伸ばし、代々木校、秋葉原校、池袋校…と増えていったようです。

そして現在では家庭教師事業も伸びており、不登校の子どもを勉強面で支えるという特徴があることがわかります。

実績

キズキ家学では、過去に3000人以上の不登校の子どもの家庭学習を支援しています。

ただし、あくまで家庭学習の支援であって不登校解決のための支援ではないため、復学率などもわかりません。

評判

ネットやSNSで投稿されていたキズキ家学の評判をまとめました。

勉強はもちろん、生活リズムの乱れや本人の特性など不安要素が多い息子なので普通の塾ではついていけないと判断し、こちらの塾の代表の著書を読んで「ここなら安心できる」と決めました。 息子も最初の授業から「いいね」と珍しく自分から感想を言うなど好印象でした。卒業後も繋がっていたいと思える、そんな塾です。

引用:評判ひろば

不登校に理解があるところが決め手になりました。 普通の大手の塾では…というお子さんには良いと思います。 事務の方も親切ですし、先生も熱心です。 これで志望校に合格できる、だめでも第二第三の提案をしてくれると報われるかなぁと。 気づいたら模試の申し込みが終わっていた、など中小塾のあるあるなので、情報も適宜流して本人を鼓舞していただければ言うことないです。

引用:評判ひろば

逸高等学院

逸高等学院

逸高等学院は、最近SNSで注目を集めている復学支援。

XLASS(クラス)株式会社が運営しており、「誰もが”自分にとっての幸せ”を追い求められる世界を創ること」を会社のビジョンとして、元々は子供向けの英語学習支援事業などを手掛けてましたが、不登校解決支援事業にも事業を拡げています。

不登校になった子どもが通える高校の運営をしていましたが、2022年現在では高校運営事業は止め、カウンセリングなどの不登校解決の支援事業に力を入れているようです。

逸高等学院会社情報

設立年月日:2019年5月7日
代表:小川涼太郎
事業内容:オンラインバトル型英語塾の運営、不登校解決支援事業
会社HP:https://xlass.com/
ブログ:https://iti-ko.com/blog/
不登校の子ども向けブログ:https://iti-ko.com/blog/futoukou/student/
YouTube:「不登校解決TV」https://www.youtube.com/channel/UCS9bxNui_qlPV9S1–tIh2w
インスタ:https://www.instagram.com/futoukou_kaiketsu/

インスタやLINEで不登校に関する情報や解決するための考え方を公開しているので、支援を検討している人は要チェックです。

特徴

逸高等学院の復学支援の特徴は、お子さんに関わるのではなく、両親にのみカウンセリングを行うこと。

不登校の子どもは部屋に引きこもっていることも多く、両親しか会えないことも多いため、逸高等学院の支援者は両親とだけ相談やカウンセリングを行って、両親が子どもと接する態度や対応を変えることで不登校を解決する点が大きな特徴と言えます。

つまり、支援者と子どもは直接会わなくていいので、支援を受けていることを子どもに直接知られることなく進められるという特徴もあります。

また「高等学院」という名前からも想像できる通り、元々は不登校の子ども向けの高校を運営していた経緯があり、高校生の不登校対応が特に得意なのではと思います。

実績

逸高等学院のホームページでは、2022年4月現在、以下のような実績が掲載されています。

逸高等学院の復学実績
  • 平均再登校日数 19.4日
  • 顧客満足度 97.4%
  • 年間再登校人数 109人(2021年)

ただし注意が必要なのは、逸高等学院は朝から放課後までのクラス登校を「再登校」と呼んでいることです。

つまり、以下のような場合でも「再登校した」とカウントされていることになるので注意が必要です。

  • 1日だけなんとか再登校したものの、その後不登校に戻ってしまった
  • 数週間登校したものの、新学期になったらまた不登校化してしまった
  • 週に1度だけ登校する五月雨登校が続いている

そのため、元々五月雨登校や保健室・別室登校の傾向が強い子や、長期間にわたって不登校だった不登校グセがある子には向いていないかもしれません。

評判

ネットやSNSで投稿されていた逸高等学院の評判をまとめました。

ちなみに我が家の兄妹ですが、逸高メソッドを実行したところ、兄は6日目から教室へ登校できました!!!

妹もこれまでより学校へ授業を受ける時間が増えてきました!

引用:ココロのサボテン

引用:Yahoo!知恵袋

ペアレンツキャンプ

ペアレンツキャンプ

一般社団法人家庭教育支援センターペアレンツキャンプは「不登校の数だけその解決法がある」「親が学べば子は伸びる。親が変われば子も変わる」を理念とした復学支援。

ペアレンツキャンプ情報

設立年月日:2009年
代表カウンセラー:佐藤博
事業所:大阪、東京
事業内容:復学支援事業
会社HP:https://www.parents-camp.jp/
創設者ブログ:http://bunin.parents-camp.jp/
会社Twitter:https://twitter.com/parentscamp

不登校は子どもが悪いのではなく、家庭内でなんらかの問題があるととらえ、親が子育て方法を学ぶことが大切だと説いています。

書籍もたくさん出版されているので、ペアレンツキャンプの家庭教育の考え方が気になる方はまずは本で読んでみるのも良いですね。

>>ペアレンツキャンプの書籍紹介ページ

料金・費用

ペアレンツキャンプのカウンセリング料金・費用は月謝制。

次月分の費用を振り込むと、自動更新となります。

ペアレンツキャンプの料金・費用
  • 家庭教育支援 月々25,000円
  • 復学支援 月々40,000円
  • オンラインスクール「カテイズム」月々550~5,500円

家庭教育支援コースは、家庭に何らかの問題を感じる方が週に1回の電話カウンセリングと家庭ノートのやり取りフォローを受けられるもの。

一方不登校の復学支援コースでは、週に3回の電話カウンセリングと家庭ノートのやり取りフォローを受けられますが、必要と判断された場合は直接訪問での対面カウンセリングもされているようで、対面カウンセリングは別途料金がかかるかもしれません。

復学支援コースでは、復学後は家庭教育支援コースに切り替わり、継続登校ができるように家庭でのコミュニケーションの在り方などをサポートしてもらえます。

オンラインスクール「カテイズム」は、家庭での子どもへの対応方法などを動画で学べるもので、月々の基礎・応用・発展コースで受講料金が変わります。

評判

ネットやSNSで投稿されていたペアレンツキャンプの評判をまとめました。

引用:Yahoo!知恵袋

エンカレッジ

不登校支援グループエンカレッジ

不登校支援グループエンカレッジは設立以来、一貫して不登校解決のためのカウンセリング事業を行っています。

代表自身が国家資格である公認心理師の資格を有しており、書籍も出版していることから、心理学の理論や知識がベースにあるカウンセリングが強みなのではと思います。

>>エンカレッジの書籍紹介ページ

エンカレッジ会社情報

設立年月日:2005年1月
代表:上野剛
事業内容:復学支援事業
事業所:名古屋、東京
会社HP:https://www.enc.co.jp/
会社ブログ:https://ameblo.jp/encourage-enc/https://encfutoukou.com/
会社Twitter:https://twitter.com/encourage__u

ちなみに東京都では「エンカレッジスクール」という都立の全日制高校がありますが、このエンカレッジスクールと不登校支援グループエンカレッジは全くの別モノです。

「エンカレッジスクール」は、全日制高校です。学力考査はなく、入試は調査書・面接・作文が中心となります。30分授業や体験学習の導入など、普通科でありながら、特徴的な施策が用意されています。小・中学校で十分能力を発揮できなかった生徒のやる気を育て、励まし、応援しながら、学校生活を充実させる学校です。発達障害があるなど、特別な配慮が必要な生徒の学び直しにも力を入れています。

引用:学校法人KTC学園おおぞら高等学院

特徴

エンカレッジは代表の上野剛さんが大学在学中の教育実習で不登校問題に気が付き、子どもの不登校を解決するために設立した会社。

その後も不登校を解決するカウンセリング事業に特化しているので、学習支援などをしていない点で、一貫して不登校解決に向き合ってきたという特徴があります。

また、エンカレッジでは子どもや家族との対面でのカウンセリングを重視しており、特に子ども自身と遊びを通じて仲良くなって、不登校の根本原因や本心を探るという手法は時間がかかるアナログ手法ですが子ども1人1人へのコミット力が強そうです。

システムズアプローチ(家族療法)を使って「不登校は子どもの問題があるのではなく、家族全体に問題がある」と考えて両親へのカウンセリングを重視するのも特徴で、母子依存などの解決に詳しいようです。

実績

会社HPで確認すると、エンカレッジで復学した子どもは2019年時点で1000人以上で、復学率は100%。

「22年間で1000人以上が復学した」とあるので、1年で換算すると45人程度ずつ復学していることになります。

1年あたりの復学者は多いわけではありませんが、だからこそ丁寧に接して復学率100%が達成できているのかもしれません。

料金・費用

エンカレッジのホームページでは、相談料金がはっきりと書かれていません。

無料オリエンテーションという初回の30~60分の電話カウンセリングが無料で受けられますが、その後は2時間で10,000円のインテークカウンセリングを受けたり、訪問カウンセリングになります。

実際に自宅を訪問して遊びを通じて子どもと仲良くなる関係性作りにも力を入れているため、他の復学支援と比較しても訪問数が多いことから、費用や料金面でも高めになるのではと思います。

評判

ネットやSNSで投稿されていたエンカレッジの評判をまとめました。

エンカレッジの「登校刺激」は、全く別物でした。

息子の登校の意思を確認したところで、温かく力強く、気持ちを押し上げてくださる。

専門家である上野先生のコーチング、訪問カウンセラーの先生方のサポート。

そこには、強引さなどはまるでありませんでした。

今、息子は毎日元気に登校しています。

そのきっかけを「登校刺激」により作っていただいたのです。

引用:ブログ「不登校からの復学支援記録」

FHE(不登校自立支援センター)

FHEは心理療法に基づく復学支援専門機関。

FHEはFirst Home Education(ファースト・ホーム・エデュケーション)の略で、家庭でのコミュニケーションを大事にする考え方です。

FHE会社情報

設立年月日:不明
代表:藤本琢
事業内容:復学支援事業
事業所:大阪、東京
会社HP:http://www.first-h.co.jp/
会社ブログ:https://firsthomeeducation.com
代表Twitter:https://twitter.com/TakuFujimoto

特徴

FHEの特徴は、1か月以上の長期間の不登校の子どもを対象としているところ。

不登校は長期化すればするほど解決が難しくなっていくので、長期不登校専門で対応してもらえる先があると心強いですね。

不登校が長期化したときの問題
  • 勉強の遅れがひどくなる
  • 友だちの話題についていけなくなる
  • 学校に行く恐怖感が増していく
  • 自己肯定感が悪化していく など

子どもへは専門カウンセラー派遣、親へは家庭内対応方法の指導を行い、親と子の両輪で不登校解決を支援していくスタイルです。

用いられる心理療法は家族療法、認知行動療法などで、不登校児童生徒には専門の訪問カウンセラー派遣と、不登校を持つ親御さんに家庭内対応方法の指導など支援を行っています。

引用:FHE公式ブログ

実績

FHEの実績については、具体的な数字はネット上で見つけられませんでした。

ただ、中学2年生で引きこもりになった男の子の壮絶な支援エピソードがあったため、うつ状態や自傷行為などかなり深刻な不登校でも丁寧に向き合っていることがわかります。

>>家庭教育推進委員会「親御さんの声」

また、FHEで不登校を解決した親たちが運営しているブログがあり、そこでは支援の感想などが細かく見れます。

>>ブログ「不登校から自立へ~復学支援のブログ~」

料金・費用

FHEの初回のカウンセリング費は120分で16,200円(税込)です。

評判

FHEの評判については、ネット上で見つたものをまとめます。

支援を受けて、息子は確かに変わりました。
もちろん、年齢があがることで成長した部分もあるかもしれません。
しかし、息子の足りない部分を伸ばす子育てがわからなかった親なので、その方法を教えてもらったような気がします。
嫌なことには、すぐに気持ちが緩んでくる息子でした。
何か強い意志があって行動するタイプではありません。
なんとなく・・・
めんどくさいから・・・
そんな緩い息子です。
親の目からみても、大丈夫とは思えませんでした。
しかし、自分から意志を強く持って動くことはしませんが、反面決めれらたことはずっと粘り強く続けることができる力があるんだと、支援の中で親の方が教えてもらいました。
その結果、高校での無遅刻無欠席。現在の専門学校でも更新中です
学校へ行き続けることで成長できる子なのだと感じさせてもらいました。

引用:ブログ「不登校から自立へ~復学支援のブログ~」

不登校中は、娘が私に対して本当に悪態付いたりひどかったです。
何でもかんでも私のせいにして、辛いとき、コーチングで娘に言い聞かせて下さった事

娘が荒れて、リビングぐちゃちゃにしたり、本当に色々あった時でも、先生の言葉で、電話で安心出来た。

危機的な夫婦喧嘩の時に、私は先生に電話する事しか思い浮かばず、おそらく、関東の方の家に入られて居る時に(後から関東の人に聞いた)対応してくださっていた。
その後、ねぎらいの言葉も頂いた事。
沢山沢山ありますが・・・・本当、感謝の一言です。

引用:ブログ「不登校から自立へ~復学支援のブログ~」

民間の復学支援の特徴比較

支援内容

スマホ メモ 眼鏡

民間の復学支援の特徴を比較すると、一番特徴が現れているのは「不登校を気にしないかどうか」のスタンスです。

例えば学習支援事業も行っている機関であれば、「不登校が辛かったら、家で勉強しよう」という流れで不登校解決から学習支援にシフトし、長期間にかけて家庭教師料が必要になるかもしれません。

「不登校でもいい」と思うか「やっぱり復学したい」と思うかが、各種復学支援を選ぶ一番のポイントになるのではないでしょうか。

学年のボリュームゾーン

子供 おもちゃ

各社の復学実績者の学年にも特徴が出ています。

逸高等学院は名前の通り、小学生から高校生まで幅広く対応しており、ブログやSNSでの発信内容から見ても色々な学年で経験が高そうです。

不登校支援センターは膨大なデータで全学年対応しているものの、中学生が多い印象です。

ペアレンツキャンプは小・中学生のみ対応で、高校生は非対応です。

不登校支援センター 逸高等学院 エンカレッジ ペアレンツキャンプ
未就学児
小学生
中学生
高校生

子どもの気質や病気

子供 帽子

子どもが不登校になったとき、もしかしたら病気や生まれながらの性格が影響しているかもしれません。

例えば発達障害やADHD、HSCなどの病気や気質がありますね。

発達障害であれば、不登校支援センターが専門の事業を行っているので、対応方法の経験値が高いのではと思います。

復学までの期間

時計

復学までの期間も大事です。

復学支援の料金体系にもよりますが、復学までの期間が長ければ長いほど費用もかさむことになります。

とはいえ、無理やり復学させるわけにもいかないですよね。

なにより、復学まで長引けば長引くほど再登校しにくくなりますし、学習に遅れも出る点で、復学までの期間は短いに越したことはありません。

復学支援を検討するにあたっては、復学までの期間がどのくらいになりそうかも確認が必要です。

【タイプ別】おすすめの復学支援

科学的に不登校を分析したいなら「不登校支援センター」

スマホ メモ 眼鏡

心理テストなどで子どもの不登校原因を数値・データで把握し、統計学的に不登校を解決したいなら不登校支援センターがおすすめです。

民間の復学支援は色々ありますが、不登校支援センターが一番大規模で子どもの臨床データも大量に持っているからです。

裏付けデータがあると安心するタイプの方は、不登校支援センターが合っていると思います。

勉強の遅れを取り戻したいなら「キズキ家塾」

学習 グラフ

不登校による勉強の遅れを取り戻したかったり、勉強の遅れが不登校の原因となっている場合はキズキ家塾がおすすめです。

他の学習塾とは異なり、不登校の子どもに向けた学習塾なので子どもの対応方法にも慣れていそうなことがネット上の評判からもわかります。

早く不登校を解決したいなら「逸高等学院」

早く不登校を解決したい場合は、逸高等学院がおすすめです。

子ども本人とやり取りせず、逸高等学院の支援者と親とでカウンセリングして進めるためとんとん拍子に支援が進みやすい感じがします。

実際に、逸高等学院のホームページには「平均3週間で再登校しています」と書いており、この3週間で再登校というのは業界でもトップレベルの速さです。

再登校後にどれくらい継続登校できているのかは不明ですが、再登校までの期間は短いです。

不登校を根本的に解決したいなら「エンカレッジ」

子供 鉛筆

不登校を根本的に解決したい場合は、エンカレッジがおすすめです。

子どもが不登校になるのは、子どもが精神的に親に依存していたり、母子依存のように親も過保護・過干渉で子どもの依存している場合があります。

このような不登校の根本原因を突き止め、対面カウンセリングで家族全体に働きかけることで家族内の問題を解決し、結果的に不登校を解決するというのは、業界内でもコミット力が高いと言えます。

気軽に家庭教育を学びたいなら「ペアレンツキャンプ」

気軽に家庭教育を学びたい場合はペアレンツキャンプがおすすめです。

月々550円~のオンラインスクールもありますし、家庭教育支援コースも復学支援コースも月々の定額制というところも費用面で安心感があります。

発達障害などがあるなら「不登校支援センター」

女性

発達障害がある場合は発達障害専門コースがある不登校支援センターがおすすめです。

民間の復学支援にもいろいろありますが、あちこち調べた結果、発達障害専門の復学支援があるのは不登校支援センターだけではと思います。

発達障害は対応方法も特殊なため、専門性があるほうが安心してお願いできる点で、不登校支援センターがおすすめです。