日本で当たり前にガソリンスタンドで給油している方でも、アメリカではどんな感じでガソリンを給油したら良いのかわからず緊張してしまいますよね。
英語が苦手だと尚更不安になったり、焦ったり・・・。
そこで今回は、アメリカの給油の仕方の流れをご紹介します!
結論を言ってしまうと、なんてことはない日本とほぼ一緒の流れですが(笑)
給油機の画面の表示などは若干日本と違うところもあるので、実際に給油するときに不安にならないように実写真付きで詳しくご紹介していきます。
筆者えぞりす自身が、アメリカに住み、自身で給油もしていました。
画像も自身で撮影したものです。
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アメリカでガソリンスタンドはどのくらいの間隔である?
日本よりもたくさんある
アメリカの街中では、かなりたくさんガソリンスタンドを見かけます。
日本よりも短い間隔で、たくさんガソリンスタンドがある印象です。
私の感覚的には、田舎の街でも日本の2倍はあるのではと思います。
完全車社会のアメリカらしいです。
しかも、そのほとんどがセルフで給油するタイプです。
ちなみに、州によっては例外的にセルフでないガソリンスタンドが多いエリアもあるようです。
例外でオレゴン州、ニュージャージー州はセルフサービスを禁止しており、フルサービス方式となっておりますが、それ以外の州ではフルサービスはレアケースと考えていいでしょう。
(フルサービスとは、従業員がガソリンを入れてくれるサービスのこと)
出典:https://popposblog.com/america-gas-station/
セルフ…自分でガソリンを給油する方式(アメリカのほとんどはセルフ方式)
フルサービス…従業員がガソリンを入れてくれるサービス
高速道路でも、パーキングエリアではだいたい給油スタンドがあります。
ただし、アメリカの田舎の高速はパーキングエリアの間隔がとても長いため、燃費の悪い車は要注意です。
- rest area
- rest spot
- 「service area」とは言わない
コンビニが併設されているガソリンスタンドも多い
アメリカには日本のようにコンビニがないため、ちょっとした食事やドリンクを購入する場所で悩みますが、ガソリンスタンドにコンビニのような小さなお店が併設されていることも多く便利です。
サンドイッチやアイスなどの軽食が出来たり、中でイートインが出来たり。ドライブ中のコーヒーもおすすめです。
また、ウォッシャー液や雪おろしブラシなどの車用品も色々と売っています!
早朝や夜間は営業していないスーパー・お店も多い中、ガソリンスタンドのお店は営業時間も長いことが多いため、ドライバーには心強い存在です。
ガソリンスタンドは他のスーパーやカフェよりは営業時間が長いものの、日本のように24時間営業のところも少ないため、給油は余裕を持って行いましょう
アメリカでの給油の仕方は?
給油機の前に駐車
まずは日本と同様、車の給油口と給油機が近くなるように駐車します。
給油前にエンジンを止め、いざ給油機の前へ!
たまに日本の銀行のクレジットカードが使えないガソリンスタンドがチラホラあります。「VISAが使えるはずなのになんで?」と思いますが、店員もわからないこともあり埒があかないので我が家はすぐ別のガソリンスタンドに行くことにしてます
前払いまたはカードを挿入
最初に支払いを求められますが、日本と一緒ですね。
給油したい分の現金を入れるか、クレジットカードを入れるかします。ちなみにデビットカードの場合は、デビットカードのボタンを押します。
最初の画面で、なぜか居住地の郵便番号の入力が求められることも。ニューヨークあたりの高速道路のガソリンスタンドに、郵便番号を入力するタイプの給油機が多かった気がします。
カードを挿入したら、素早く引き抜きます。引き抜くときに読み取りしているみたいです。
治安の悪い地域を中心に、このカード差込口にスキミング用機械が設置されており、カード情報が読み取られて悪用されるケースも。
カード差込口に何か小さな機械がついていたら、絶対使わずに違うエリアのガソリンスタンドへ行きましょう!
古めのガソリンスタンドだと、給油機だけで支払いが完結せず、併設のコンビニのレジに行ってカード支払いをする場合もあります。
その場合は、給油機の番号を控えてからレジに行き、「〇番給油機に〇ガロン給油したい」と言ってカードや現金を渡します。
【言い方例】
20(twenty) on 8(eight). 「8番給油機に20ガロンをお願い」
治安が悪そうな?店構えが古くて汚そうな?雰囲気を感じたら、カードを渡さずに現金で払ったほうが安全です。
給油口を開く
車の給油口を開きます。
この車はトヨタですが、日本と全く同じタイプの給油口で、ひねって開けます。
アメリカ車のDODGE(ダッジ)も同じタイプの給油口だったので、生産した国や車種に関わらずどの車も同じような給油口なのではと思います。
給油口を開いたら、給油ノズルを挿入します。給油ノズルの形も、全く日本と一緒なので安心&使いやすいです。
ガソリンのタイプ選択&給油
日本と同様、給油したい油の種類を選択します。
油の種類のところに、その日のガソリン価格が表示されていわかりやすいです。
ボタンを押すと、給油の準備完了です。
- unleaded/Regular 無鉛ガソリン・レギュラー
- premium unleaded ハイオク
- biodiesel バイオディーゼル
- Shell plus(昭和シェル石油のブランド)高オクタン価ガソリン
- Shell V-Power(昭和シェル石油のブランド) プレミアムハイオク
あとは給油ノズルのグリップを握ってスイッチを入れると、給油が開始されます。
このグリップの作りなんかは、日本と全く同じです。
給油タンクが満タンになると、自動で止まります。
日本では、レギュラー、軽油、ハイオクでノズルも分かれていますが、アメリカはどの油であっても1つの共通のノズルで入れます。
アメリカのガソリン価格は?
アメリカのガソリン価格
2019年時点で、アメリカのガソリンの平均は80円/Lほどのことが多いようです。(実際は、リットルではなくガロンの単位で売られています)
ただ、ニューヨークやワシントンの都市部では、地方の1.3倍くらいすることもあるので、できるだけ郊外で給油したいですね!
ちなみにグーグルマップでガソリンスタンドを検索すると給油価格も一緒に表示されるので、ガソリンスタンド探しの際はグーグルマップのアプリが便利です。
ロードアイランド州のガソリン価格
2020年2月20日現在、1ガロン$2.539前後のことが多いです。
この頃、我が家は給油タンク9割くらいを給油して23ドルでした。
通勤などで平日は毎日20キロほど走ってさらに週末は遠出もしますが、トヨタのカムリが燃費が良いので、月のガソリン代は40ドルほどでしょうか。
「アメリカのガソリンスタンドでの給油の仕方・流れは?ガソリン価格は?」まとめ
いかがでしたか?
ただの給油ではありますが、初めてアメリカで給油するとなると緊張しますよね。特に私は英語が苦手なので、最初はかなりドキドキしました。
しかし、実際にガソリンを給油してみると、ほとんど日本と同じ流れで1人でもサクッと終わりました。(新しめのガソリンスタンドで給油機も古くなく、カウンターで英語のやり取りをせずにカードですぐ支払いが終わったことも良かったと思います)
アメリカのガソリンスタンドで給油する際は、参考にしてくださいね!