初めてロードアイランド州に来る方は、物価や税金が気になりますよね。
アメリカは州によって税金も違うので、行く前にできるだけ知っておきたいところ。
そこで今回は、ロードアイランド州の消費税・小売売上税についてまとめます!
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アメリカにも消費税がある?
アメリカは「小売売上税」
アメリカにも、日本の消費税のような税があります。
ただし正確には消費税ではなく、「小売売上税(sales tax)」といいます。
税率は7%
ロードアイランド州の税率は7%
日本の消費税のように、何かを購入するとSales taxという税金が7%かかります。
しかし日本の消費税とは異なり、Sales taxには課税対象外のものが多く設定されています。
課税対象外のものは?
衣類・靴
生活に必須の衣類・靴については、小売売上税が非課税になります。
具体的には、以下のようなものが非課税です。
- エプロンなど家事に使う衣類
- 運動で使う衣類
- 赤ちゃん用おくるみ
- 赤ちゃん用ベビースーツや帽子
- ビーチ用ケープやコート
- ベルトやサスペンダー
- ブーツ
- コートやジャケット
- 一般的衣類
- 子供用&大人用おむつ、紙おむつ
- イヤーマフラー
- アンクルソックス
- フォーマル用服
- 女性用ガーターやガーターベルト
- 女性用ガードル
- 手袋やミトン
- 帽子やキャップ
- 靴下類
- 靴用インソールや靴
- 作業服
- ネクタイ
- オーバーシューズ・ガロッシュ
- ストッキング
- 雨着
- ラバーパンツ(ゴム製のおむつカバー)
- サンダル
- スカーフ
- 靴と靴ひも
- スリッパ
- スニーカー
- ソックスやストッキング
- キャンプ用などの頑丈な靴
- 下着
- ユニフォーム
- ウエディング用衣類
意外と非課税のものが多いですよね!
食料品
アメリカでは食料品は全て非課税です!
家計に優しいですね…!
日本にも見習ってほしいです。
課税対象のものは?
課税されないものが多いアメリカですが、意外に課税されるものもあります。
以下では課税対象のものを見て行きましょう!
衣類でも例外的に課税されるもの
- 別売りのベルトバックル
- 別売りのコスチューム用お面
- 別売りのあて布やエンブレム
- 編み針や型紙、針、はさみ、ミシン、刺繍針、メジャーや指ぬきなどの手芸用品
- ボタン、布、レース、糸、撚り糸やファスナーなど、服になるような手芸用品
装飾品
- ブリーフケース
- 化粧品
- バレッタやヘアネットなどの髪用装飾品
- ハンドバッグ
- ハンカチ
- 宝石類
- 医療用ではないサングラス
- 傘
- 財布
- 時計
- かつらやヘアピース
保護用の身に着けるもの
- マスク
- 衛生帽子など
- 補聴器など
- 顔保護用マスク
- かたい帽子
- ヘルメット
- 防毒マスク
- 保護用グローブ
- 保護用ゴーグルや眼鏡
- セーフティーベルト
- ツールベルト
- 溶接用ベストやグローブ
スポーツや娯楽のもの
- バレーシューズやタップダンス用シューズ
- スパイクなどのスポーツシューズ
- 野球やボウリング、ボクシング、ホッケー、ゴルフ用の手袋
- ゴーグル
- 手や肘のサポーター
- ライフベスト
- 口用保護
- ローラースケートやアイススケート
- 脛のガード
- 肩パッド
- スキーブーツ
- 水中作業着
- ウエットスーツやフィン
ジャージなどの一般的な運動に使うものは非課税ですが、野球やスキーなどのスポーツは娯楽扱いで課税なのですね。
税金の計算方法は?
小数点第3位を切り上げ
税金は小数点第3位を切り上げます。
例えば2.99ドルの商品を購入し、Seles tax7%が加わると、以下の通りになります。
2.99(ドル)×1.07(%)=3.1993(ドル)
この場合、小数点第3位が切り上げになり、実際に支払う額は3.20ドルとなります。
これって実際どうなの?実際に買ってみて課税対象か確認してみた
必需品扱いなのか、娯楽扱いなのか微妙な商品…
そんな商品たちを実際に購入して税金を確認してみました。
子供用の帽子
子供用のくまさんの手袋と帽子(ちなみにメーカーはGAP)。
実用性にはかけるデザインなので、生活必需品として認められず「贅沢品」扱いで課税されるのでは?と気になってました。
そこで実際に買ってレシートを確認してみたら・・・
税金かかってませんでした!
どうやら子供用の手袋と帽子は、実用性に欠けるデザインでも非課税のようです。
スキーウエア
スポーツ=娯楽と言う感じで、課税対象かと思いきや、課税されていませんでした!
スキーブーツは課税対象ですが、スキーウエアは非課税なのですね。
確かに寒い地域の人はスキーウエアが必需品なので、納得です。
外食で食べたピザセット
ショッピングモールのフードコートで食べたピザとドリンクのセット。
食品ですが、やはり外食なので税金がかかってました!
外食は贅沢だから課税、というのも納得できます。
子供用チーズ
パッケージにキャラクターがついた子供用のチーズ。
娯楽性があるからもしや課税対象?と思いましたが、非課税でした。
「ロードアイランド州の消費税はいくら?課税対象外の品目も詳しく解説」まとめ
日本と同じように、日常消費で税金がかかるロードアイランド州。
しかし実際は生活必需品の多くが非課税なので、日本の消費税よりもかなり少なく感じます。
ロードアイランド州にお越しの際は、参考にしてください!
ちなみに、生活費全般について気になる方はコチラをご覧ください
https://tentsuma.site/gas_station/