何度言ってもお片付けしない我が子にイライラ…なんてこと、ありませんか?
何を隠そう、私もその1人です。
1日中「お片付けは?」と言っている気がします…
しかし、ここ最近ネットでお片付けについていろいろと調べ実践した結果、いくつかの方法が効き目があったのでご紹介します!
同じく子供のお片付けできない問題でお悩みのお父さんお母さんは、ぜひ試してみてくださいね!
- 幼児のお片付けできない原因と対処法
- 我が家で実践して成功した方法
- 筆者えぞりす自身が、実際に子供がお片付けできずに悩み、本棚を買って改善しています
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子供が片づけられない理由と対処法は?
片付け方法がわからない
子供が片づけられない大きな理由の1つとして「片づけたいけど、片づけ方がわからない」というものがあります。
確かに、やり方がわからないと片づけられませんよね。
わからないのに無理強いされたり叱られたりしていると、「理不尽だ!」なんてイライラする気持ちも理解できます。
こういった「方法がわからない」パターンは、方法を示してあげるのがベストだそう。
- なにを
- どこに
- どうやって
以上のような片づけ方の具体的方法を見せることが大事なようです
子供が片付けやすいような環境づくりがとても大切です。カテゴリー別におもちゃ箱をつくり、イラストや写真など目印をつけると、幼い子供でもわかりやすく出したおもちゃを元に戻しやすくなるでしょう。幼稚園や保育園でもこの方法を取り入れいるところは多いようです。
どのおもちゃ箱に何をしまうかは、子供と一緒に相談しながら決めてもよいでしょう。自分で決めた場所なら片付けやすいかもしれませんし、意識も高まります。
出典:マイナビウーマン
そもそも「片付け」という概念を知らない
小さな子供の場合、「片付け」という行為自体がなんなのかわかっていないこともあるようです。
「片付け」が何なのかを理解できるようになるのは、1歳後半~2歳頃。
「片付け」を理解できる歳になったら、一緒に片付けをして、部屋がキレイになる感覚や片づけ方を見せていきたいですね。
まずは一緒に片付けること。
そして一緒に片付けながら『このぬいぐるみは、あの箱にないないしてね』『この車はあっちの小さな箱ね』と、“具体的に”、“何をどこへ”片付けるのか、動作を伝えてあげることが大切です。
というのも、子どもは最初、“片付け”というのが何をすることなのかがわからないのです。
一緒に片付けながら動作を教え、それを何度も繰り返すことで、子どもは“片付ける”ということを理解するようになります
出典:デジタルスタイル
今はやりたくない
「今はやりたくない」というのも、よくあるパターンです。
子どもにとって、遊んでいる時間は何よりも楽しいひと時なのです。
そんなときに「もうそろそろ片付けなさい」と言われたところで、子どもの頭に浮かぶのは「こんな楽しい時間をどうして終わらせないといけないの?」という疑問。
おもちゃを片付けることは、すなわち自ら遊びを中断させることを意味します。
特に遊び好きな子どもにとっては、とうてい受け入れがたいですよね。
出典:こどもまなび☆ラボ
こういった場合は、「片づけ方はわかっているけど、意志としてやりたくない」なので、なんとか気が向くように仕向けたいところ。
片付けが大変な遊びを終わらせて片付けが簡単な遊びに移行してみたり、おやつで釣ってみたり、あとはもう満足するまでやらせるか…悩みどころです。
親の言い方が気に食わないからやりたくない
親の言い方が気に食わなくてやらないという場合もありそうです。
あまりにも強い言い方で片付けを命じてしまうと反発したくなるのは、きっと大人もいっしょですよね。
急に「片づけて」と言われても納得しにくいので、あらかじめ片付けの時間を決めておいたり、子供が片付けの心の準備をできるようにしておくと良いかもしれません。
またよく言われることですが、「●●ちゃんはお片付け出来ているのに!」などと、他人と比較するのは良くないようですね。
他人と自分を比較する脳の考え方になってしまいますし、言われて良い気もしないですし。
片付けがしにくい
片付けがしにくい環境もまた、子供にとって片付けを辛くしてしまいます。
実は、子どもの手先は大人の手に軍手を2枚はめたくらい不器用なんです。
なので、フタが固かったり、細かく手を使うような仕組みは、子どもの“自分でできる”可能性を妨げてしまうことになります。
だからこそ、子ども目線で考えた“使いやすさ”を、片付けの仕組みに取り入れることがポイントです
出典:デジタルスタイル
この「子供の手は、大人の軍手2枚はいたのと同じくらい不器用」という表現をみたとき、「なんてわかりやすい表現だ!」と思いました。
確かに、2歳児がなにか手先を使っていると、時間もかかるし、不器用ですよね。
指先を使うことは知育に良いとはいいますが、片付けなど「やりたくないこと」で指先を使わされるのは確かにイヤかもしれません。
楽しいことで指先を使っていろいろ体験して、面倒な片付けでは簡単にしまえる、片付けられる仕組み作りが大事だと感じました。
- おもちゃ箱にふたをしない
- 棚にぎゅうぎゅうに詰めない
- 背伸びしなくても届く収納場所にする
- 収納場所を、スクリューのあるびんやロックのある箱などにしない
片付けの必要性を感じていない
片付けのしかたは知っているのにやらないパターンで「必要性がわからない」というものもあります。
たしかに、なぜ片付けしなければいけないのかわからないと、やる動機もないですもんね。
- (おもちゃにつまづいたとき)「危ないから、お片付けしよう」
- (次の遊びをしたいとき)「散らかっているから、ブロックが出せないね」
- (片付けが終わったとき)「きれいなお部屋は、気持ちがいいね」
- (人形が散らかっていたとき)「お人形、おうちに帰りたいって言ってるよ」
我が家で成功した方法は?
収納場所を明確にする
最近特に意識しているのは、「収納場所を明確にする」ということ。
カテゴリごとに引き出しや棚をわけて、片付け場所に悩まないようにできたらと思っています。
実は、うちの主人もかなり片付けが苦手。
私が娘の片付けられない性格を心配しているのは夫のせいです
そのため、最近ではものの置き場所を決めて、ラベリングしたりしています。
ブックシェルフを買う
とても悩みましたが、ブックシェルフを買ってみました。
すると、すぐさまどんどん自分から絵本をお片付けするように!
この変化には驚きました。
ちなみに我が家が買ったのは、楽天市場で5720円で売っていたこちらの商品。
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「わざわざ高いブックシェルフを買わなくても、カラーボックスで良いのではないか」と悩みに悩みましたが、結局購入して大正解でした!
というのも、このブックシェルフを部屋に設置してから娘が自分で絵本を1冊残らず片づけるようになったからです。
自分なりに片付けのこだわりがあるようで、「この絵本はここ」と場所が決まっているようでした。
また、このブックシェルフでいろいろな絵本の表紙が見えるせいか、寝かしつけの際に選んで持ってくる絵本の種類が増えました。
今までは読みたがる絵本が5冊くらいに固定化されていたのですが、いろいろな絵本の表紙が目に入ることで、いろいろ興味がでてきたようです。
この変化も、うれしい変化でした。
自分のスペースだと自覚させる
ブックシェルフを買ったことにも関係しますが、「ここは自分の場所」「自分のブックシェルフは自分で管理したい」と思わせることも重要だと思います。
ブックシェルフがはじめて家に来たとき、2歳の娘は「これ、●●(娘の名前)の?」と何回も何回も聞いてきました。
「これは●●(娘の名前)のだよ」と言うと、飛んで喜びました。大きな家具で「自分のもの」という感覚が、それほど嬉しかったのでしょう。
やはり「自分のもの」と思うと愛着も沸くし、自然とお片付けしたくなるのだと思います。
そのため、お片付けスペースも「自分のもの」という感覚を持たせることは、お片付けのポイントなのではと思いました。
「2歳児がお片付けできない!コツ・方法は?【本棚が解決してくれた】」まとめ
「子供が自分でお片付けできるようになってほしい」というのは、親ならばみなさん思うことだと思います。
一筋縄で子供は片付けてくれないので、子供の性格や特徴にあわせて、日々片付けさせ方を研究していかなければいけませんよね…
子供のお片付けを考える際に、本記事がなにかの参考になれば嬉しいです!