ついに、東京でもUberが使えるようになったというニュースが！
Uberは、Uber Taxiが東京都内で利用できるようになったことを発表した。
出典：Yahoo!ニュース
ただ、アメリカのUberと日本のUber Taxiは少し勝手が違う様子。
ということで、日本版とアメリカ版のUberの違いや、日本のUber Taxiの使い方からメリット・デメリットまでをまとめました！
- 日本版Uber Taxiの使い方
- アメリカ版と日本版のUberのちがい
- Uber Taxiを使うメリット・デメリット
筆者えぞりす自身が、アメリカでもUberを使っていました。
クリックできる目次
Uberとは？
配車サービス
Uberとは、2009年にアメリカでリリースされた配車サービスです。
アメリカではかなり浸透していて、老若男女だれでも気軽に使います。
実際にアメリカで使ってみると、タクシー会社のタクシーよりもUberの方が数がずっと数が多い印象でしたね。
Uberでは、アプリに現在地と目的地を入力すると、「近くにいるタクシーがどのくらいいるか」、「希望のタクシーが今から何分後に来るか」、「目的地に行くまでにいくらかかるか」を表示してくれます。
車種も入力することができるため、「7人乗りのバンがいい」といった検索もすることができます。
日本とアメリカのUberのちがい
日本版Uber Taxiとアメリカ版Uberの違いは、なんといっても「一般人がドライバー登録できるかどうか」です。
アメリカ版Uberは、一般人がUberに登録してタクシー運転手として働いています。
そのため、一般のおじさんが自分をドライバーとして登録して、空いている時間に自家用車でお客さんを送迎してお小遣い稼ぎをしていたりします。
外国では、タクシーに乗せられたまま誘拐されたり、目的地到着後に膨大な金額を請求されるという事件が度々発生します。
そのため、あらかじめUberで身分登録されたタクシー運転手が安全に運転してくれることや、タクシー乗車前に請求金額が決定するUberがとても便利なんです。
一方日本では、個人の白タクが法律で認められていないため、一般人がドライバーとして登録することはできません。
つまり、日本のUberは、タクシー会社のタクシーに限定されているんです。
日本のUber Taxiの使い方は？
一部の都市で利用可能
2020年7月現在、Uber Taxiのサービス範囲は日本の以下のエリアとなっています。
（2020年7月現在）
- 東日本…東京、横浜、仙台、福島、中頓別
- 中部地方…金沢、富山、名古屋
- 西日本…京都、大阪、京丹後、神戸、淡路島、岡山、広島、福山、高松、松山、福岡、久留米
タクシー予約までの流れ
Uber Taxiは、以下の流れで利用できます。
Uberアプリをダウンロード
まずはUberのアプリをスマホにダウンロードします。
PCブラウザでも利用できますが、「あと〇分で到着します」といったリアルタイムの通知を受け取るためには、スマホでの利用がおすすめです。
アカウント登録
アプリをダウンロードしたら、次にアカウント登録を行います。
アカウント登録に必要な情報は「メールアドレス」と「電話番号」のみ。
クレジットカード支払いをしたい場合は、クレジットカードの情報も後々登録します。
クレジットカード払いの場合は、メールアドレス宛に領収書も届きます。
行き先入力
配車をする場合は、アプリを開いて「行き先」の入力をするだけ。
すると近くにいるUber Taxiが表示され、車種やドライバー評価を見て、予約したいタクシーを選択します。
また、経由地も登録することもできます。
現在地から行き先までの距離で、予約したその時点で請求金額もわかります。
この請求金額は、待ち時間などによっても左右されますが、おおよその請求金額がわかると安心できますよね。
タクシーが来る
タクシーが近くなると「もうすぐタクシーが到着します」といった通知が届くため、GPS位置情報・マップを見ながらタクシーを探します。
予約したタクシーらしき車を見つけたら、予約画面の車種やナンバープレート情報と照らし合わせて確認しましょう。
乗車
タクシーの確認ができたら、乗車して目的地へ出発。
行き先や経由地、料金や支払い方法もあらかじめネット予約時に決まっているため、乗務員に細かく指示することもありません。
出発地と目的地が決まっているため、乗車料金も乗車前にほとんど決まっています。
そのため「遠回りされて追加料金がかからないようにルートを指示しなきゃ！」ということもありません。
到着・支払い
目的地に到着したら支払いとなりますが、アプリでクレジットカード情報を登録している場合は、そのまま支払いせずにタクシーを降りられます。
クレジットカード払いの場合、乗車料金はネット決済で完了し、後ほど領収書がメールで届きます。
アメリカなどの外国ではクレジットカード払いしか受け付けていないことも多いですが、日本の場合は、その場で現金払いも受け付けていることも多いようです。
現金払いが出来るかどうかはそのタクシーによるそうなので、予約時に確認しておきましょう。
Uber Taxiのメリットは？
あと何分で到着するかがわかる
Uber Taxiアプリで予約すると、「タクシーが到着するまであと〇分です」といった通知が来ます。
GPSを用いたトラッキングなので、到着時間も正確。
タクシー待ちの行列に並んだり、いつタクシーがくるのかヤキモキして待つ必要がありません。
「タクシーが来る時間」と「目的地までの時間」がわかるので、その前後の予定を考える際にも便利ですね。
タクシー内で支払いをしなくてよい
Uber Taxiの便利なところは、タクシー内で支払いをしなくて良いところ。
あらかじめUber Taxiのアプリに登録されたクレジットカード・デビッドカードに請求がいくので、目的地に到着したらそのままドアを開けて出ていくことができます。
急いでいるときにタクシー内で支払いをしなくて良いのは嬉しいですよね！
また、タクシー内で支払いのやり取りがないのは、外国人など日本語ができない方にとっても便利です。
というのも、タクシー配車予約が完了した時点で、スタート地点とゴール地点、料金が決定されているので、日本語でやり取りする必要がないからです。
スタート地点とゴール地点、料金や支払い方法については、予約者がアプリで決定した時点でドライバーに情報が送られます。
そのため、一切話さずに目的地まで着くことも可能です。
乗客どうしの割り勘ができる
乗客どうしで割り勘が簡単なのもUber Taxiの魅力。
乗車中に「割り勘機能」を使用すれば、乗客の間で均等に料金を精算することもできます。
- 配車依頼する
- 画面下部を上にスワイプし、「料金を割り勘にする」を選択
- 他の乗客の名前または電話番号を入力
「配車登録をした人が他の乗客をタクシーに招待する」という形で割り勘が行われるため、招待される側には、割り勘料金を承諾するように求める通知が送信されます。
つまり、通知を承諾する際、各同乗者もUberのアカウントにサインインする必要があります。
各同乗者にはUberアプリから通知に承諾することにより、乗車料金は均等に精算されます。
もし各同乗者が割り勘の承諾を拒否したり、正しい支払方法を登録していない場合は、配車依頼をした人にその割り勘相手となるはずだった人分の料金が請求されます。
Uber Taxiのデメリットは？
日本ではまだ数が少ない
日本のUber Taxiは、タクシー会社である日の丸リムジン、東京エムケイ、エコシステムなどと契約をし、そのタクシー会社のタクシーを配車できるようになっています。
そのため、まだまだタクシー数は少ない状況です。
また、利用できる都市も少ないです。
そのため、タイミングによってはタクシーが到着するまでの時間が遅いと感じることもあるかもしれません。
既にタクシーが近くにいる場合は配車が遅い
もし近くに空車のタクシーが停まっている場合は、Uber Taxiで配車するよりも空車のタクシーを拾ったほうが早く乗れると思います。
日本のTaxiは安全なので、その場でつかまえられるなら、その方が早くタクシーに乗れると思います。
「Uber Taxiとは？使い方からメリット・デメリットまで解説」まとめ
世界中、特にアメリカでは圧倒的な支持とシェアがあるUber。
とても便利なサービスなので、これから日本でも広がっていくことが予想されます。
ご利用の際は、本記事がお役に立てば嬉しいです。
