こんにちは!転勤族妻(転妻)のえぞりすです。
我が家は平均年1回引越ししているので、「転勤が多いと辛いね」とよく言われます。
しかし実際のところ、辛いところもありますが、楽しいところもあったりします。
今回は、転勤族妻の視点で、転勤が多いことのメリットやデメリット、私が考える転妻に向いている人の特徴を挙げていこうと思います!
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転勤族妻で良かったことは?メリットは?
色々な土地に行けること
色々な土地に行って、色々な人に出会って、色々な食材や文化に触れられるのが転勤族の一番の魅力だと思います。
食べ物や観光地を楽しむだけなら旅行でも出来ますが、例えば以下のような、実際に住まないとわからないことを知ることが出来るのが良いところです。
- 方言
- 歴史
- 名物料理
- 地名の由来
- 地元のお祭り
- 朝市などのイベント
- 特産品とそのレシピ など
旅行で言ってその土地の料理を食べたとしても、レシピまではわかりませんよね。実際に住むと、食べるだけでなく自分で作れるようになったりもします。
つまり、旅行や出張よりもずっと深くその土地の風土や歴史、文化を知ることができるのが良いところだと思います。
定期的に人間関係がリセットされること
定期的に人間関係がリセットされるのも、デメリットでもありますが、メリットでもあります。
というのも、近所付き合いが大変だったり、子供同士でケンカしたりと、時々人間関係の気苦労が起こりますよね。そういったときに「あと数か月の辛抱だから」と思うと頑張れます。
転勤の度に人間関係を構築するのは大変ですが、一方で転勤が多いとリセットまでもが短いメリットがあります。
転勤族妻で嫌なことは?デメリットは?
ゼロからの人間関係の構築
転勤族は、引越すたびにゼロから人間関係を作っていかなければいけません。
知らない人に話しかけたり、既にあるママ友グループに入っていくときって緊張しますよね…!そういったことを、引越しの度にしていかなければいけません。
特に、出来れば築いておきたいのが、転勤族同士ではなく、地元の人とのつながり。
というのも、やはり地元の人は地元の情報が早いし、何かと心強い存在だからです。
私も2017年に転勤先で西日本豪雨で被災し断水で大変だった時も、地元の人があまり並ばない給水場所や井戸の場所を教えてくれました。どれほど心強かったことか!
なので、人間関係構築は大変ですが、転勤族だけでなく、地元の人とも仲良くなれると良いですね。
実家や親戚を頼れない
簡単に実家に頼れないことも転勤族のツライところです。
「急に残業になったから子供を預かってほしい」「夫婦で高熱があるからごはんを買ってきてほしい」「災害が起こった」…そんなときでも、実家は遠方で助けてもらうことが出来ません。
そのため、日ごろから自分たちだけで生活できるように準備したり、災害に備えたりしなければいけません。
お金がかかる
お金がかかることも、転勤族の悩みの種です。
しかし引越して住居環境が変わると、色々な出費がかかります。
- 寒冷地のため、ストーブ買いなおし
- 転校に伴い、教科書一式買いなおし
- 幼稚園転園に伴い、制服一式買いなおし
- 部屋の大きさが違うため絨毯買いなおし
- 新居が収納が少なく、収納ケースを追加購入
- 新居が200Wのエアコン非対応で、電気ケーブル工事
- 新居にネット回線が引いておらず、無線wi-fiを新規契約
- 都市ガスからプロパンガスに変わったことによるガスコンロの購入 など
意外と大きな出費が多いですよね。
これが、引越しの度にかかってくる可能性があります。正直、厳しいです。まさに、引越貧乏。
この他にも、地元に住んでいないが故に毎年帰省代がかかったり、毎回戸籍謄本を郵送請求したり、友人の結婚式の度に飛行機代がかかったり。
転勤族だからこその出費は結構あります。
引越し手続きが面倒
引越しの手続き関係がとてもめんどくさいです。
1か所でまとめて出来たらよいのですが、市役所に行ったり警察署に行ったり…行く順番を間違えると二度手間になることもあります。
事前に、どこで、どんな書類を書くかなどをまとめておくと良いです。
引越し作業が大変
やはり何度経験しても、引越し作業は大変です。
引越し業者数社から見積もりを取り、家具の移動計画も考えながら荷造りをし、生活用品がなくなっていく中でも1日3食準備をし、荷出しをして荷入れをして…引越しは本当に大変です。
家族みんなで協力して準備できるように、働きかけていきたいですね。
ちなみに引越し作業をラクにする方法がコチラのサイトにあるので、気になる方はチェックしてください!
転勤族妻(転妻)に向いている人はどんな人?
地元を離れても平気な人
「ずっと地元にいたい」という方は、転勤族になるととても辛いと思います。
地元でしかできない習い事をしている、地元の友人と月に何度も会いたいという方は、転勤族は向いていないと思います。最初は我慢していても、数年後に何かの拍子に寂しさが爆発することもあり得ます。
逆に、地元にいることにこだわりがない方は転勤族に向いています。
好奇心が旺盛な人
全国色々な土地に行く転勤族は、好奇心が旺盛なほど楽しめるのではと思います。
新しい土地に行っても、外に興味がなく家に閉じこもっていたり、地元の人と交流が無ければ、引越したメリットが薄れてしまいます。
新しい場所に行ってみたり、地元のサークルに入ってみたり。郷土料理なども、食べるだけではなく作ってみたりするのも楽しいです。
知らない人に自分から話しかけられる人
新しい土地に行った際に、知らない人でも気軽に話しかけられる人は転妻に向いていると思います。
基本的に、男性よりも女性の方が、井戸端会議と言いますか、日常生活のありとあらゆる情報を交換する力に長けています。
転勤先で周囲に頼れる人が少ないからこそ、地元の人と仲良くすることで、災害やコロナウイルス流行のようなイレギュラーなことが起こっても、助け合いの情報交換が出来ます。
街中からトイレットペーパーが消えた時「あの店にあったよ!」といった情報を男性がつかむのは難しいです。仕事もあるので。
なので、妻がある程度生活に関する情報交換を担うのが効率が良いと思います。
家具や家にこだわりがない人
家具や家にこだわりがない人も転勤族に向いているかもしれません。
社宅などに引越すと、築60年などのボロ物件に入る可能性もあります。そんななかで家具やインテリアをこだわっていたら…発狂します。笑
築50~60年の家は、こんな状況もよくあります。
- 窓がすりガラス
- 窓にカーテンレールがない
- 部屋干し出来る場所がない
- キッチンに独身用の小さな冷蔵庫しか置けない
- 電気配線の関係で、そもそもエアコンが取り付けられない
- 前住人が取り付けた謎のフックが壁のいたるところに貼ってある
新しい家に行けば、新しい問題・壁にぶつかります。
そういった問題を1つ1つクリアしていくと、部屋の中が生活感に溢れていたりも。笑
そんなときでも、色々インテリアを工夫し続けたり、時には諦める力も必要だと思います。
転勤先でもすぐ仕事を見つけやすい人
転勤先ですぐ仕事を見つけられるような人や、資格がある人も有利です。
例えば看護師さんや助産師さん、保育士さんなどですね。また、簿記や宅建などの資格がある方も有利かもしれません。
というのも、転勤族の妻は扶養内パートをしている人も多いですが、パートはフルタイムと比べて月の給与も少なくボーナスもないため、なかなか生活は厳しいです。
しかも最近の不景気ではいつパートナーが仕事を続けられなくなるかもわからないですし、転勤族妻としても、出来れば何らかの仕事をしたいと思う人が多数派です。
そのため、転勤先ですぐフルタイムの職を得られる人はかなりのアドバンテージになると思います。
「転勤族で良かったことと不便なことは?転妻に向いているのはこんな人」まとめ
個人的な考えをつらつらと書いてしまいました。
もし今後転妻になりたい方などいらっしゃいましたら、お問い合わせからでもお気軽にご連絡ください!
基本的に私の知る限りで全て、ぶっちゃけてお話させて頂きます。笑