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コーチングの効率化!「DiSC」理論で相手の思考のクセをつかむ方法

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コーチングしようとする際、相手や自分の思考のクセや特徴を知ることはとても役立ちます。

そこで今回は、「DiSC」理論を使って人を分類することで特徴を捉えやすくする方法をご紹介します!

 

そもそも相手を分類化するのはなぜ?

考え方のクセがつかみやすい

コーチングでは、相手の思考の方法に合わせることで、相手本人の納得感ある課題解決方法を発見します。

そのため、まずは相手の性格や思考のクセを把握したり、何に不安を感じて行動できなくなるのか、探る必要があります。

 

しかし、いきなり相手を分析するのは難しいもの。

そのため、「分類化」という方法を使うことで、大まかに相手の特性をつかみ、そこから細かく分析していくと把握がしやすいのです。

 

『DiSC』理論とは?

行動特性による分類方法

DiSC 理論とは、アメリカの心理学者ウィリアム・ムートン・マーストンが提唱した行動特性分析の理論です。

現在では世界80か国以上で利用されているということで、世界的にも有名で有用性が高いと言えます。

 

4つの分類がある

DiSC理論の分類図出典:https://qiita.com/mcyOk/items/7f20600cfed8a18ebb61

 

DiSC理論では、人の行動傾向を「D」=主導型、「i」=感化型、「S」=安定型、「C」=慎重型の4つに分類します。

 

ちなみに日本人を分類すると、以下のような割合になるのだとか。保守的な感じで納得できます。

D:主導型(Dominance) → 1割
i :感化型(influence) → 2割
S:安定型(Steadiness) → 4割
C:慎重型(Conscientiousness) → 3割

 

こちらのサイトで分類の自己テストも出来るので、挑戦したい方はどうぞ!

 

D=主導型(Dominance)タイプ

特徴

主導型の特徴を一言で言うと、直接的で決断が早いタイプです。

自分で仕切ることや、自分なりのやり方で成功することを好むため、人にコントロールされたり細かく指示されることを嫌がります

行動力もあり、意思表示もはっきりとします。行動・方法は多少強引なこともありますが、リスクを厭わず果敢に挑戦できる強さを持っています。

自信もあり、プライドも高めですが、一度マインドセットすると自ら考えて力強く行動して行ってくれるため、頼もしい存在・将来のリーダーに成長します。

一方で短気だったり、他者への配慮が足りずに失敗することも。

 

適切な指導方法

行動力のある主導型と良い信頼関係を築くには、高い目標を一緒に定め、実際の方法については本人に任せることが効果的です。

「自分で決めている」という自覚があると頑張れるタイプで、逆に「やらされている」「決められている」感覚だとモチベーションが著しく下がる傾向があります。

 

適切な指導方法
  • 権利・権限を与えて自分で考え行動してもらう
  • 勝利・成功のイメージを持ってもらう
  • 感覚よりも論理で説明する

 

不適切な指導方法
  • 細かく指示・命令をする
  • 上司の型にはめようとする
  • 途中経過の細かい報告を求める

 

適切な褒め方

自分で出せた成果や工夫について褒めること、自ら動いた行動に対して評価してあげることが効果的です。

そうすることでより自信になり、次の行動を自ら考え動いてくれるようになります。

 

i=感化型(influence)タイプ

特徴

感化型の人の特徴を一言で言うと、 楽観的で社交的なタイプと言えます。

社交的で人との交流を好み、明るく社交的な雰囲気を好む感化型の人は、感情表現が豊かで、周りの人を明るくするムードメーカー的存在のことも多いです。

明るくみんなで協同する雰囲気、チームで一丸となって進んでいる実感が湧くと頑張れます。話好きで、一見他愛のないことでも話すことで相手を信頼します。

周りからの見え方や評価を気にしているため、周りから応援されている、すごいと思われていると感じることでモチベーションがアップします。

一方で、人や仕事に対する厳しさに欠ける部分もあります。

熱しやすく冷めやすいタイプで、一気に興味を持ち行動に移すものの、行動を継続するのが苦手な部分もあります。

適切な指導方法

周囲が期待していることを伝えることが効果的です。

楽観的で物事を肯定的に捉えるので、自分が活躍している姿を比較的イメージさせやすく、その良いイメージが高いモチベーションを維持してくれることも多いです。

ただし、同じことの繰り返しや誰にでもできるようなことを依頼されるとモチベーションが下がります。

 

適切な指導方法
  • コミュニケーションを密に取る
  • みんなで喜びを共有する
  • こまめなフィードバックをして、良いところはどんどん褒める

 

不適切な指導方法
  • 無関心、放置。曖昧な返答
  • 必要最低限の会話しかしない

 

適切な褒め方

人との結びつきを重視する感化型の人は、「受け入れられる」ことや「属している」という実感が大切です。

コーチングでは「褒める」ことや「コーチと一緒に取り組んでいく」ことを意識すると頑張れます。調子に乗るところがあるので、多少オーバーに褒めたり、人前で褒めたりすると効果的です。

 

S=安定型(Steadiness)タイプ

特徴

安定型の特徴を一言で言うと、思いやりがあり協力的と言えます。

予測不能なことよりも見通しのあるものや計画的に進められるものを好むところがあり、変化を嫌って新しいことへの適応が遅い傾もあります。

安定していてコツコツ作業することが向いているため、マニュアルや慣例があるとストレスなく行動に移せます。

性格的には、謙虚で忍耐強く、チームの中では聞き役が多いかもしれません。

自分自身の実績に対する評価よりも、周りに迷惑をかけていないかのほうが気になる性格のため、周りに好かれていたり感謝されていたりすることがわかるとモチベーションがアップします。

適切な指導方法

安定型は慣れ親しんだ方法やあらかじめ決められた従うことで安心し、着々と行動していくことが出来ます。

そのため、目標に対する行動をあらかじめ一緒に決めておいたり、行動するタイミングや基準を明確にしておくことで、行動しやすくなります。

 

適切な指導方法
  • 目標・ゴールを一緒に設定する
  • やることをあらかじめ明確にしておく
  • 感謝の気持ちを伝えながら褒める
  • 「困ったときはいつでも相談して」と安心感を与える

 

不適切な指導方法
  • あまりコミュニケーションを取らない
  • 漠然とした指示しか出さない
  • 仕事を丸投げする

 

何よりも「安定・安心」を好むので、チームの中で激しく競争をさせられたりするとストレスが溜まっていってしまいます。

 

適切な褒め方

安定型の人へは「ありがとう」「助かったよ」など、感謝の気持ちを伝えながら褒めることが効果的です。

周囲の目を気にする性格のため、周りに受け入れられていることを定期的に示すことで、心理的に安心させることで力が発揮できます。

安心できない環境にいるだけで、作業効率も大幅ダウンします。

 

C=慎重型(Conscientiousness)タイプ

特徴

慎重型のタイプの特徴を一言で言うと、緻密で正確と言えます。

細かい所にこだわりを持ってしまうので、上司に対する質問が多く、納得・腹落ちしないと動けません。

些細なミスや間違いも許さない、許せない、完璧主義なところがあります。

感覚で動くことや感じることが苦手で、データや資料、数値を見ないと納得しきれず、メリットとデメリットなど、すべてを検討した上で慎重に結論を出さないと不安です。

 

適切な指導方法

慎重型は、感情よりもデータや数字といった事実で納得感を得ます。

そのため、感情論や説明のつかない現象、根拠のない推測や改善策には納得が出来ず、行動に移すことが出来ません。

 

適切な指導方法
  • なぜその作業をやる意味があるのかを具体的に数値で示す
  • 細かい質問に答えるだけの時間を取っておく
  • ゆっくり話す

 

不適切な指導方法
  • 考える時間を与えずに、一気に説明する
  • 理由を言わずに否定する
  • 目的やゴールを共有しないで仕事を振る

あまり感情が表情に出ていないものの、繊細で、心の中では色々喜んだり感じたりしています。表情が読めなくても、気にしなくて大丈夫です。

 

適切な褒め方

慎重型タイプの人へは、データや事実ベースで褒めると効果的です。

曖昧な褒め言葉だと「本当にそう思っているのかな?」と逆に不安に思うため、その人が行動したことで何が変わったのか、どう時間短縮が出来たのかなどを具体的に数字で伝えてあげます。

 

 

「相手を分類化してコーチング!「DiSC」理論で思考のクセをつかむ方法」まとめ

いかがでしたか?

身近な人を「DiSC」理論を使って分類していくと、意外な一面を知ることが出来て面白いですよね。

理論はただ学んだだけでは机上の空論。

せっかく学んだ4つの分類を生かして、コミュニケーションや対人関係の円滑化に繋げたいですね。